2024年のドラッグストアショーはどうだった?
第24回 JAPANドラッグストアショーは、2024年3月15日(金)から3月17日(日)にかけて、東京ビッグサイトで開催されました。一般公開日となった16日・17日は多くの生活者や業界関係者で賑わい、日本最大級の流通・健康イベントとしてその存在感を証明しています。2024年の開催を振り返り、2025年開催の注目企業を探していきましょう!
来場者数と出展企業数
3日間で約10万人が来場
主催者発表によると、2024年のドラッグストアショーの来場者数は3日間で97,944人に達しました。これは過去数年の中でも高水準で、ヘルスケア・ビューティー・フード業界への関心の高さを物語っています。
385社・団体が出展
出展企業は385社・団体で、国内外の企業が最新の製品やサービスを展示しました。医薬品・健康食品・フェムケア・スキンケア・店舗ソリューションなどカテゴリーは多岐にわたり、来場者の幅広いニーズに応える内容となっていました。
特に注目を集めたブース紹介
1. ヘルスケア・フェムケア分野の進化
女性の健康をサポートする「フェムケア」分野のブースが年々注目を集めており、2024年は月経管理・妊活支援・更年期ケアなどのソリューションを提供する企業が脚光を浴びました。中でも、フェムテックブランド「fermata」の出展ブースは常に来場者でにぎわい、多くの試供品やデモ体験が話題に。現在はかなりメジャーになっているショーツ型ナプキンのサンプル配布もあり、筆者はこのサンプルでQOLが爆上がりし商品の購入に至りました!
2. ビューティー&スキンケアの多様化
スキンケアやオーガニックコスメの領域では、特にZ世代をターゲットにした製品が豊富に並びました。自然派コスメブランド「&be」や、敏感肌向けのスキンケアシリーズを展開する「ラ ロッシュ ポゼ」の展示も大盛況。
3. 食と健康の融合
今年初めて設置された「食と健康アワード」受賞製品の展示では、機能性表示食品や高タンパクスナック、低糖質のおやつなど、健康志向の食品がずらり。サンプル試食ができる点も人気の理由でした。
4. ペットケアゾーンの盛況
近年伸長しているペット市場に対応したブースも複数登場。「ペットの健康維持」や「機能性おやつ」「オーラルケア」など、人間同様のケアを求める飼い主のニーズに応える商品が注目されていました。
来場者の声
来場者からは「商品のサンプルがたくさんもらえて楽しい」「フェムケアや健康食品など、知らなかった商品と出会えた」など、満足度の高い感想が多数寄せられました。また、ワークショップ形式の体験型ブースも好評で、実際に商品を試しながら学べる点が評価されました。
参戦状況
筆者は夫と土・日の2日間、会場~16時ごろまでみっちり参戦してこのくらいのサンプルをゲットしました!
カネボウ、資生堂などの有名企業ブースは整理券(WEB整理券ですが)配布も瞬殺の争奪戦なので、そこを重視するかのであれば各申し込みの15分前くらいからはスマホに張り付いている必要があります。その時間をブース回りに充てるのであればさらなるボリュームアップが見込めそうです…!
満足度高めだったサンプル
「モンダミン」 毎日使用するものなので嬉しい(んですが重い!笑)
まさかのランクイン、「これ!うま!!つゆ」。
たまたま冷たいうどんつゆにしてすだちうどんでいただいたのですがこれが絶品!!
ドはまりしてまんまと製品を購入しました。
他には水回りの撥水スプレーが大満足&来年も出展されていたら訪れたいと思いました♡
Amazon.co.jp: 友和 Tipo’s 超撥水コーティング剤 HAJIKI トイレ用 250ml : ドラッグストア
2024年ドラッグストアショーのまとめ
2024年のドラッグストアショーは、ヘルス&ビューティーだけでなく、フェムケア・ペットケア・健康食品といった多方面の成長市場を包括的にカバーし、「健康と暮らし」を見つめ直す絶好の機会となりました。来場者数・出展企業数ともに過去最大級となった今展示会は、2025年に向けてさらなる期待を抱かせる結果となりました。